リズム運動で、体を動かすことを楽しみ心と体を育む。
近年、子どもの体の育ちを危惧する研究者が増えてきています。その中の多くの指摘は、“姿勢の悪い子ども”“転びやすい子ども”“転んだときに手で体を支えきれない子ども”など、以前は、生得的な反射や遊びの中で獲得されてきたものが育ちにくくなっているというものです。このリズム運動は、数々の動きの中から子どもが主体となって体を動かす事を楽しみ、心と体を育んでいきます。そして、私たちは下記の4つの力を育みたいと願い、毎朝のようにリズム運動に取り組んでいます。
リズム運動で育む4つの力
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体を動かすことが好きになる。
近年子どもの体力低下が心配されています。「動きたくない…しんどい…」とすぐに口にする子どもたちが増えてきています。
このリズム運動を通して体を動かすことが楽しい!と思えるような関わりを大切にしています。姿勢を保持する力が育つ。
絵本や話を聞くある程度の時間、姿勢を保つ力を育みます。この力は就学後35~40分の間、席に座り授業に向かう土台の力になります。
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しなやかな体の動きを育てる。
動きを繰り返す事で、固く・ぎこちない動きからしなやかな体の動きへと成長していきます。その他にも、力を入れる事だけでなく、力を抜く事もしなやかな体づくりの大切な力です。
健康な心をつくっていく。
スピードや力の調整、目測を図る力のほかに、人との距離感や友だちと息を合わせるなどの自制心や調整力も身についていきます。
そして何より、友だちと一緒にやるから楽しいという気持ちが芽生えていきます。
リズムを写真と動画でご紹介
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[動き1] きんぎょ
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[動き2] あひる
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[動き3] 走り縄跳び
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[動き4] 竹踊り
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[動き5] 荒馬
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歌
写真だけでは伝わりにくい事もありますので、園でのリズムの様子を見て頂ければと思います。
とても躍動感がありますよ。是非、ご一報ください。