これまでの歩み

あひる保育園は、保護者や保育者の願いが 建設運動となって作られました。

あひる保育園は、「保護者が安心して働きつづけられ地域の人たちと手をつなぎ子どもの幸せを守る子育てセンターをつくりたい」「保護者や保育士、仲間などの中で心身ともにすこやかな子どもを育てたい」という保護者や保育者の願いが建設運動となって作られた保育園です。
保育園完成までには10年に及ぶ乳児専門の「あひる共同保育所」の歴史がありました。

あひる福祉会の歴史

1974年

あひる共同保育所(民家の中での保育室) ▲あひる共同保育所(民家の中での保育室)

あひる保育園の出発 宝塚市の福井町のアパートの1室で、1人の保育士に対して3人の赤ちゃんまでといった保育基準を作って出発しました。その年に家庭保育所助成制度の適用を受けました。2年後には伊孑志の民家一軒を借りて保育を続け、1人の事故もなく200人近くの赤ちゃんを公立保育所に送りました。その間、バザーや署名、子どもまつり、人形劇などの行事にも精力的に取り組み、地域の皆さんに支えられてきました。
1980年
あひる共同保育所からあひる保育園への第一歩 産休明けからの保育要求が、ますます高まる中、学習会や近隣、全国の先進園の見学を重ね、認可園に向けての署名や市との話し合いを行ってきました。そして市の理解が得られ、翌年は建設協力会が発足しました。
1984年

園庭の前にて ▲園庭の前にて

あひる保育園として開園 共同保育所のOBや宝塚だけでなく全国から400名余りの支援(寄附金、出資金)をしていただき、1984年4月に60名定員の保育園として開園しました。
1997年
阪神・淡路大震災後さらに大きな園へ あひる保育園は行政の補助金と多くの市民の方々の建設資金で建設され、さらに13年後の1997年に増築し、定員が90名となりました。仮設園舎の跡地利用で隣の避難広場を園庭として借りられました。
2002年
第二あひる保育園が開園 2002年9月に30名定員の第二あひる保育園(分園)が開園しました。
2008年
山本南保育園を開園 2008年に宝塚市の民間移管第一号として山本南保育園を開園しました。
これからも皆さんの熱意と期待に応えるため、質の高い保育実践を追求していきたいと思っています。